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〔山田秀三文庫の資料から〕

伊達市の「ワッカオイ」

(資料番号YF0413/1955年撮影)
(資料番号YF0050/1973年撮影)

ワッカオイの写真 肖像
ワッカオイの写真 地図

 上は、1955(昭和30)年の調査記録[YF0413]より。流れの傍に座る山田秀三。
 下の写真は、1973(昭和48)年の調査記録[YF0050]より。付近の地図を描き、地形などの説明が書かれている。
  地図の中央を斜めに横切っているのが現在の国道37号線。地図の中央やや右上、文字や記号らしき書込みが
混み合って見えるあたりが湧き水の場所。

若生 わっかおい
 〔伊達市の〕長和(長流)から有珠に行く街道は広い台地を越える。その台地に上った辺が伊達市若生町で、〔中略〕wakka-o-i(水・ある・処)の意。
 〔中略〕昭和30年通った時には、僅かに低い沢形の処が道路を横切っていて、そこに幅40センチぐらいの小溝が流れていた。
 付近の農家で聞くと少し山側で水が涌いて流れている〔中略〕手ですくって飲んだら実にうまかった。正にワッカオイであった
(山田秀三『北海道の地名』(草風館、2000年)より)
『センターだより』25号をご覧になる場合は、 こちらへ


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