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HOME > Q&A > 情報検索ガイド > アイヌ文化に関する文献・視聴覚資料の目録(その3)人物に関する書誌

こんなときは

人物の足跡や関係する資料について知りたい

  

 今回は、「○○さんについて調べるには?」「○○さんが▲▲について書いている文章があったはずだけど…」といった、アイヌの文化や歴史などの研究に深く関わった人々の著作や評伝、研究歴などを調べたいときに、そのための手がかりとなる文献などを紹介します。


 ※今回取り上げるのは、上記のとおり、「文化や歴史などの研究に関わった人々」です。従って、アイヌ語・アイヌ文化の伝承者として著名な人々であっても、今回は取り上げていない場合が多いので、予めご了解ください。

 ※また、今回紹介する文献は、「その人の著作や研究の経歴などを調べるための手がかり」になる著作目録や比較的詳細な年譜などです。従って、その人の伝記・評伝や主要な著作を紹介しているわけではありません。今回は、伝記・評伝・主な著作・その人に関する事典の記述などを探すための目録だとご理解ください。

 ※今回もまた、出村文理さんの「アイヌ文化関係書誌の書誌(国内刊行編)(抄)」(『文献探索 2007』、金沢文圃閣、2008年)を参考にさせていただきながら作成しました。

区切り点
 リストをご覧いただく前に、少し補足説明をします。

 今回、リストには約40名の人物を掲載しました。人物の配列は、氏名の五十音順です。このため、それぞれの人物の生没年代や活動した分野などはバラバラな状態で並んでいますので、予めご了解ください。なお外国人は最後に一括しました。

   リストに掲載したのは、原則として公刊された文献のみであり、たとえばインターネット上での「ウィキペディア(wikipedia)」などのページは除外しています。ただ例外として、「違星北斗」については、このリストで紹介しているサイトが、公刊された著作よりも詳しい情報を掲載していることなどを踏まえ、掲載することとしました。

 また、掲載した文献はみな公刊されているものですが、中には、極めて少部数の限定発行のものもありますので、ご注意ください。

 アイヌ文化研究に関する人物書誌のリストはこちら

 掲載した文献の所在を知りたい、今回掲載されていない人についても知りたい、このリストにはこういう文献や情報が抜けている…等々のご要望、ご指摘がありましたら、まことにお手数ですが、当研究センター研究課宛てに電話または電子メール等でお知らせいただけると有り難く思います。

 なお、近年、図書館や博物館、公文書館が、それぞれの地域やテーマに関する文献・資料の検索方法を整備していますが、北海道でも、道立図書館が2009年に『北海道人物文献目録』を編集・発行しており、同館のホームページ上から閲覧しダウンロードすることができます。
http://www.library.pref.hokkaido.jp/web/hoppo/qulnh00000000gpa.html

 人物文献に関する総合的な情報ガイドとしては、これまたインターネット上での検索手段になりますが、国立国会図書館ホームページの「リサーチ・ナビ」に「人物文献(伝記など)を探す(日本)」というページがあります。
http://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-101121.php
 ここでは、上記の『北海道人物文献目録』をはじめ、さまざまな地域・主題別の人物文献目録が紹介されており、インターネット上で閲覧できるものにはリンク設定が行われています。例えば、ここから「山形県関係人物文献目録」に進むと、松本十郎(まつもとじゅうろう 1839~1916年)や阿部正己(あべまさき1879~1946年)といった人物に関する情報を得ることができます。
(研究職員 小川正人)



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